四国一周旅行記|美味しいグルメと自然をめぐる旅

四国一周旅行記 |美味しいグルメと自然をめぐる旅 スタッフの小言

友人と2人で四国4県を4泊5日で巡る旅に出かけました。その旅行記をお届けしたいと思います。旅の季節は6月後半、梅雨の真っ只中。天気は曇りがちで時折雨も降っていましたが、素晴らしい観光地や美味しい食べ物がたくさんありましたので紹介していきたいと思います。

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四国一周旅行記|美味しいグルメと自然をめぐる旅

1日目

松山空港(愛媛県)

私たちの旅行は成田空港から出発し09時50分に松山空港[Google Map]に到着しました。みかんジュースタワーで歓迎してくれました。

レンタカーを借りるために、バスでニッポンレンタカー松山駅前営業所に向かいます。途中に松山駅があり、レトロな感じを醸し出しています。

11時20分にニッポンレンタカーに到着。いよいよ最初の観光地「大山祇神社」に向かいます。

大山祇神社(愛媛県)

瀬戸内海のほぼ真ん中に鎮座する大山祇(おおやまづみ)神社[Google Map]は私と縁がある神社の総本山ということで、どうしても行ってみたい場所でした。

12時20分に来島海峡サービスエリアに到着。お手洗いを済ませ、まもなく渡る橋をこの目で確認した後に再び出発です。

3つほど大きな橋を渡り、13時00分にようやく目的地の大山祇神社に着きました。

神社に行く前に昼食をとるため神社すぐ近くにある「貴船」というお食事処にやってきました。愛媛といえば鯛めしが有名なので、天ぷら付き鯛釜めし御前を注文しました。どうやら多くの有名人が来店しているようで、非常に美味しかったです。また、隣の客の話を聞いていると、鯛めしには二種類あり宇和島より北は釜めしで、南はお茶漬けにすることが多いという情報を入手。

貴船[Google Map

昼食を食べた後は、いよいよお参りです。

本殿に向かい、参道を通っていくと「乎知命御手植の楠」があります。この楠は天然記念物に指定されており、樹齢はなんと2600年だと伝えられているそうです。本当に貫禄のある楠でした。

楠を過ぎると本殿への入り口があります。

本殿の中は、閑静な空間でしっかりとお参りをさせていただきました。

【公式】大山祇神社 愛媛県今治市大三島町
愛媛県の最北端、瀬戸内海のほぼ中央、大小の島々に囲まれた瀬戸内海国立公園の中心、さらには愛媛県今治市...

その後、せっかくなので国宝館と海事博物館に行きました。

国宝館では主に歴史的な武具がありました。なんと、日本の8割の武具がこの国宝館にあるそうです。

海事博物館は昭和天皇の海洋研究用採集船を永久的に保存するために建設され、それ以外にも瀬戸内海における日本の歴史的海事に関する資料や動物の剥製・レプリカなども展示されています。個人的には、まったく海事には関係がないような展示物もあり変わった博物館だなと思いました。

■宝物館と海事博物館の入館料(参照
大人:1000円/高校・大学生:800円
小・中学生:400円

大山祇神社を堪能した後、疲れを癒すために道後温泉に向かいます。

道後温泉(愛媛県)

出発時刻は15時20分。道後温泉には17時50分に到着。しかし、道後温泉の本館は保存修理工事のため、入ることができませんでした。(2024年7月11日に営業再開)そのため、別館の椿の湯へ。椿の湯も本館と同じ源泉掛け流し温泉でした。お湯の温度は熱めでしたが十分疲れは癒やされました。

道後温泉[Google Map

道後温泉の本館

料金は以下のとおりです。
大人:450円、小人:(2~11歳)150円
石鹸類:各50円(浴室には置いてないため)

道後温泉 椿の湯 | 外湯紹介 | 【公式サイト】道後温泉
愛媛・松山、道後温泉の公式ウェブサイトです。道後温泉 椿の湯は、椿をシンボルとした松山市民の「親しみ...

温泉に入った後は30分ほど散策。
1番印象的だったのは陶器店に煙草が売っていたことですね。私の地元ではなかなか見られない光景でした。

明日は高知県を観光するので、少しでも近づくために南下して内子にあるホテルに向かいます。

出発時刻は19時50分で、21時10分にHOTEL AZ 愛媛内子店[Google Map]に到着。

夕食はホテル近くの居酒屋「一膳」へ。店主が大変気さくな方で、いろいろな情報を得ることができました。高知ではウツボが名産で「ひろめ市場」という場所を教えてもらいました。どうしてもウツボが食べたかったので、明日はそこに向かいます。また、店主が適当に出してくれる焼き鳥は絶品でした。たまに、知り合いの猟師さんから貰った動物も提供しているとか。

やきとり一善[Google Map

2日目

浅尾沈下橋(高知県)

出発時刻は09時30分。ひろめ市場に行く前に、細田守監督の映画「竜とそばかすの姫」の舞台のモデルとなった「浅尾沈下橋」に向かいます。目的までの道のりは山道なので、車がやっと一台通れるような道が多かったです。11時40分に到着。

実際に沈下橋を渡ってみると、雨が降っており川の流れが速いこともあり、スリルがありました。また、道としても普通に使われているので、車が通ることもあります。

浅尾沈下橋[Google Map

ひろめ市場(高知県)

出発時刻は12時15分。

次は居酒屋の店主が教えてくれた「ひろめ市場」に向かいます。浅尾沈下橋から約1時間程かかり13時05分に到着。

ひろめ市場[Google Map

市場に入ってみると、お土産を買う場所と飲み食いできる場所がありました。飲み食いできる場所は中央に椅子と机があり、その周りを色々な店が囲んでいました。高知の名産であるウツボとカツオは多くの店で食べることができます。まず、ウツボとカツオの刺身を食べてみます。ウツボは見た目が少し良くないですが、味はさっぱりしていて柔らかく鶏肉にも食感が似ていて美味しかったです。

次にクジラのさえずりとウツボのから揚げを。クジラのさえずりとは、クジラの舌のことで弾力性があり非常に濃厚な味がします。個人的には美味しかったのですが、好き嫌いが分かれるそうです。

ご飯を食べた後は市場の近くにある帯屋町商店街を散歩しました。散歩してみて分かったのですが、ここも「竜とそばかすの姫」の舞台のモデルでした。

今日は早めに宿に行き、温泉に入ってゆっくりしようということで宿に向かいます。

そうだ山 温泉(高知県)

そうだ山温泉 和[Google Map

出発時刻は16時00分。ひろめ市場から比較的近いので17時00分前に到着できました。私たちが泊まった宿は山間部に立地しているため、周りには森しかありません。非日常を味わいながら貸切風呂と露天風呂を堪能できたので非常に満足しました。

3日目

にこ淵(高知県)

出発時刻は09時30分。今日は最終的に香川県の高松空港付近のアパホテルまで行くのですが、四国の真ん中を横断していくのでほとんど山道です。

最初の目的地は、有名な観光スポットである 「にこ淵」です。11時20分に到着。「にこ淵」は神聖視されており、地元の方は近寄らない場所のようです。実際に行ってみると、曇りでも水の色がほんとうに綺麗でした。

にこ淵[Google Map

祖谷のかずら橋(徳島県)

出発時刻は12時00分。次の目的地は重要無形民俗文化財である「祖谷(いや)のかずら橋」です。13時30分に到着。「祖谷のかずら橋」はかなり観光地化されており、付近に飲食店やお土産屋さんなどがあります。階段が整備されており、川辺にも降りることができました。

いざ橋を渡ってみると、かなり揺れますし足場も不安定で歩きにくかったです。そのため欄干を持たないと落ちるのではないかと思うくらいスリル満点でした。

祖谷のかずら橋[Google Map
料金(参照
大人(中学生以上):550円/小学生:350円/幼児:無料

祖谷のかずら橋 | 大歩危祖谷ナビ<三好市公式観光サイト>
四国徳島県三好市の観光案内サイト。観光地、温泉・宿泊、グルメまですべてをご紹介。

その後は、近くの店で昼食をとることに。私はアマゴの塩焼きとイノシシ肉のうどんを食べたのですが、イノシシの肉は思ったよりクセがなく甘みを感じました。ちなみにイノシシの肉のことを「山くじら」ともいうそうです。

十分満喫したので、アパホテルに向かいます。

本格手打ちもり家 高松本店(香川県)

出発時刻は15時00分。2時間かけて17時00分に本日と明日泊まるホテルであるアパホテル(高松空港)に到着。夕飯はホテルから10分ほど離れた場所にある「本格手打ちもり家」といううどん屋さんで食べました。うどんだけでなく天ぷらでも有名なお店で、ボリュームのあるうどんの上に大きなエビ天がのせてありました。量も味も大満足でした。

本格手打ちもり家 高松本店[Google Map

ホテルに戻り、温泉で疲れを癒します。

4日目

手打十段うどん バカ一代(香川県)

本日は10時20分ごろにホテルを出発し、「手打十段うどんバカ一代」を目指します。10時55分に到着。釜バターうどん発祥の人気店なので30分ほど並びました。私はもちろん釜バターうどんを注文しました。うどんのカルボナーラという感じでした。バターと胡椒の香りがあり、うどんも太麺で腰があるので大変美味しかったです。

手打十段うどん バカ一代[Google Map

鳴門の渦潮(徳島県)

ブランチをすませ、次は鳴門の渦潮を見に行きます。出発時刻は11時50分。渦潮を見るために観潮船に乗ります。観潮船は大型観潮船の「わんだーなると」と小型水中観潮船の「アクアエディ」があります。「アクアエディ」の方は事前予約が必要となりますが「わんだーなると」のほうが安かったのでそちらに乗ることにしました。

13時30分に到着し、13時40分の便に乗りました。船で鳴門大橋の下まで行きます。写真では分かりづらいのですが、瞬間的に渦潮ができるという感じでした。それでも渦潮を見ることができたので、良い経験になったと思います。

鳴門の渦潮[Google Map

■わんだーなると 運賃
大人:1800円/こども(小学生):900円
※二階席の場合:大人+1000円、子供+500円


■アクアエディ 運賃
大人:2400円/こども(小学生):1200円
※事前予約が必要となります

うずしお観潮船【公式サイト】|人気のうずしおクルーズで大迫力の冒険の旅へ!
世界最大級の渦潮へ!感動のうずしおクルーズが体験できる、鳴門のうずしお観潮船公式サイト。大迫力の渦潮...

高松駅(香川県)

出発時刻は15時00分。17時00分にレンタカーを返す予定だったので、ホテルの近くにあるニッポンレンタカー高松空港営業所に向かいます。16時40分ごろに到着。車を返し、一度ホテルに戻り1時間ほど休憩しました。その後、高松空港まで歩き、そこから18時55分のバスで高松駅[Google Map]に向かいます。

かなりお腹が空いていた時に、高松駅から3つ前のバス停で二郎系のラーメン屋さんを見つけてしまいました。当然のように私たちは兵庫町というバス停で降りました。そのラーメン屋さんは「ダントツラーメン」という店名です。やはり、行ってみて正解でした。地元で食べる二郎系ラーメンと味が似ていたので、美味しくいただくことができました。

その後歩いて高松駅付近を散策しました。

高松シンボルタワー[Google Map]からの夜景は想像以上に綺麗でした。

帰りはホテルまでタクシーで帰りました。

5日目

高松空港(香川県)

今日は9時00分の便に乗って成田空港に帰るだけです。高松空港[Google Map]に入っているうどん屋さん「はやし家製麺所」で朝食をとりました。ここは、おでんもあったので、たまごと大根もいただきました。薄味でしたが、うどんもおでんも美味しかったです。

おわりに

最後に今回の旅行費用や印象的だったことをお伝えしたいと思います。移動費、宿泊費とそれ以外の費用は以下のとおりです。

〈移動費〉
・飛行機代   15,340円(往復)
・レンタカー代 20,680円(4日間、保険付き)


〈宿泊費〉
・HOTEL AZ 愛媛内子店  4,400円
・そうだ山温泉 和    16,800円
・アパホテル(高松空港) 8,400円(2泊3日)


〈その他費用〉
・約 30,000円

総額 93,170円

今回の旅行で印象に残っていることとして、もちろん観光スポットや四国の自然は大変素晴らしかったのですが、それについては前述しているので、それ以外のことを2点お伝えします。

1点目は四国全体で車線変更時のウィンカーを出さない車が多く見受けられました。特に香川県ではその割合が多かった印象を受けました。

2点目は営業時間の短さです。17時00分から19時00分で閉まるお店が多いように感じました。そのため、時間に余裕をもってお店に入ることをお勧めします。また、四国には今回訪れた観光スポット以外にも自然豊かな場所がたくさんありますので是非一度は旅行してみてください。

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