皆さんは香水を選ぶ上で何に気をつけていますか？付ける上でマナーがあったり、好みや相性など考える必要があったりと何かと難しい印象のある香水。
今回の記事では初心者の方でもわかりやすく自分に合った香水を見つけるための選び方と付ける上でのマナーについていくつか注意点を紹介していきたいと思います。
香水の選び方｜基礎知識編
香水をつける上で気を付けること
NGなシーンは？
お洒落している時やリラックスしたい時など様々だと思います。しかし皆さんが普段つけている場面でも実はNGなシーンがある事を知っていましたでしょうか？例をあげて紹介します。
・食事の席
デートの際や大事な食事の場合、気合を入れるために香水をつけてしまいがちですが、実はあまり良くない事なのです。理由はとてもシンプルで香水の香りが料理を頂く際に邪魔になってしまう場合があるからです。香辛料が効いている料理や香りが強い料理ならまだしも、日本食や紅茶、緑茶などほのかな香りを楽しんで食事をする場合、香水の香りがとても邪魔になってしまいます。
・病院
病院に関しては匂いに敏感になっている患者さんがいたり、体調の悪い方が多くいる場所なためNGとなります。
・お葬式
悲しみの場では香水が不謹慎であるという印象を持っている方もいます。つけて行く事はやめておきましょう。
他にも職場や人が密室で何人も集まる場所など付けることを控えた方がいい場面は沢山あります。自分の香水の香りが｢邪魔にならないか｣｢不快な気持ちにさせないか｣というのを意識してつけるシーンを選ぶ必要があるようです。
しかし、デートだからどうしてもと香水を付けておきたい気持ちはとても分かります。その場合は下半身のみつけておく事や香りが控えめな香水を選ぶ事といった対策があるので、ぜひ試してみてください。
どこにつけるのが正しい？
香水は基本的に太い血管が通っていて体温が高い場所に付けることで香りを広げることが出来ます。強めに香らせたい場合は手首やうなじ、肩や肘の内側など上半身に付けるのがおすすめです。反対に少し香りを抑えたい場合は足首や膝など下半身に付けるようにしましょう。
つけてはいけないNGな場所は？
前提として香水には消臭効果はありません。そのため、匂い消しとして使うことはやめましょう。
脇や足の裏など汗をかきやすい場所につけてしまうことで、汗のニオイと混ざってしまうため、悪臭になってしまう場合があります。他にも髪の毛に直接かけてしまうと頭皮の皮脂のニオイと混ざってしまったり、キューティクルを痛めてしまうためNGとされています。
自分に合った香水を選ぶために
とても多くの種類がある香水の中から自分に合った香水を選ぶのは難しいですよね。何を基準に選ぶべきなのか分からない、といった方がとても多いと思います。そこで自分の好みや使うシーンに合った香水を選択するためのポイントをいくつか紹介していきます。
１．どんな時に使うのかはっきりさせる
自分が今欲しい香水はどんなシーンでどんな使い方をしたいのかによって使える香水が絞られてきます。１つの香水でデートから職場など全てのシーンに使いたい場合は、香りが少し弱い物を選ぶのが無難といえます。
個人的には使いたい季節やつけていきたい場所を想定して買うと、新たな出会いがあったりするのでとてもオススメです。
２．どんな自分を演出したいか
香水を付けることでその人の印象もとても大きく変えることが出来ます。女性であれば「かわいらしい印象を与えたい」や｢セクシーに見せたい｣、男性であれば「清潔感を出したい」や「加齢臭対策」など香水を付けることによってどんな自分を演出できるか変わってきます。選び方が毎回同じになってしまう方には香水を付けた時の自分を想定してみるのもいい選び方かも知れません。
このように選び方は様々ありますが、自分で香水を買う際に『自分が好きな香りを選ぶこと』これは何があってもブレないようにしましょう。自分が好きな香りを見つけるためにはとにかく自分の鼻で嗅いで確かめること。これしかありません。
初心者の方は最低でも「雰囲気や系統」「どんなシーンで使いたいか」を決め、それらを百貨店などで専門知識のあるスタッフの方に伝えていくつか候補を出してもらいましょう。
最後に
香水は天気や湿度、自分の体温やつける場所によって香りが違ったり、付けた直後から数時間経つにつれて香りが変化するといった特徴があり、第１印象でパッと決めることは難しいものになります。
そのため、実際店舗へ買いに行った場合は必ず数種類嗅いでみたり、どんな香水なのかを知っておくことでより自分に合った香水を見つけることができます。
今回は注意する点と選び方を大まかに紹介してきました。もう少し詳しいポイントや香水の基本的な知識、種類などは「今さら聞けない香水の基礎知識」をチェック。
